世界で勃興するタトゥーリバイバル

インドネシア先住民の間で復興され始めているトライバルタトゥーについてのドキュメタリー

タトゥー……..それは世界中の部族社会に共通して見ることができる、国家や民族を越えた普遍性を持つイニシエーション:通過儀礼の一つ。かつては少年から大人へ、独身から配偶者持ちに、妻から母へなど、ライフサイクルにおける節目を付けるための大変重要な意味合いを持つ儀式として存在していました。

タトゥーには施術に伴う痛みが有りますし、殺菌消毒という概念や感染症に対する知識が確立される前の時代においては、運が悪ければ死に至る行為でもあったため、それらの通過儀礼を無事に乗り越えた者には賞賛が与えられ、一人前の人間として認められました。

文明以前の部族社会において何千年も受け継がれていたタトゥーの文化風習は、文明社会と対立構造となる場合が多かったため、「野蛮で遅れた行為」というレッテルを貼られがちで、世界中で幾度もの抑圧を受ける事になります。

近代に入り、1960年代のヒッピームーブメント以降、世界中で様々なオルタナティブカルチャーが勃興し、沢山の懐古的人類文化の復興が図られ始めているその中から、ハワイやタヒチ、ニュージーランド、日本列島、台湾、フィリピン、インドネシア、アリューシャン諸島、その他にも様々な地域で、先住民達が継承していたタトゥーカルチャーをリバイバルさせようとする動きが始まっておりますが、日本のメディアではそれを全く報道しません。

これは現代文明が、ここ数百年で我々人類社会から奪い取ったものを取り戻す『リバイバルカルチャー』の流れなのです。

これは世界的規模で始まっている独自文化復興運動なのです。

魏志倭人伝に記されている通り、縄文時代の日本人は男女ともにタトゥーを入れていたことが明らかです。古事記にも刺青の記述が多く見れらます。江戸時代末期には刺青が大ブームとなったことも明らかですし、縄文人直系の子孫とも言われるアイヌや沖縄人にも明治時代までタトゥーの文化が残っていたことが明らかです。

我々日本人は、このような世界の動きを踏まえてどうすれば良いのでしょうか?

当店のお客様は勘の鋭い方ばかりなので、もうお気付きになっておられるようですね。

関連記事

縄文土偶とイヌイットの類似性

西部ミクロネシアの伝統的トライバルタトゥー

縄文人はどこから来たか?

タタウ=タトゥー

刺青(タトゥー)は古代中国と日本の古代海洋系民族、狩猟民族に共通の文化(身体装飾を兼ねた宗教的、医療行為的文化)です。